活動レポート
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●障がい者が営むワイナリーと足尾銅山へ
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足尾の街を案内してくれたのは、日本共産党足尾支部の支部長で、なんと、衆議院栃木小選挙区2区の予定候補者、藤井さんでした。亜硫酸ガスで丸裸になった山に税金をかけて植林をしているとのこと、3つの村が廃村になった場所には草と小川が流れているだけでした。
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今は、福島原発の影響もあり、線量が高い地域になっているとのことです。赤旗新聞を2件に1部の割合で読んでもらっていると聞き、銅山に生きた人々と命を守る闘いがあったからこそだと思いました。「町民がつづる足尾の百年」という本を買ってきました。しっかり読もうと思います。
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●柴岡ゆうま候補をむかえて「芋煮会」
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クイズ
Q1 所得1億円以上の人は熊谷税務署管内(熊谷 ・深谷・寄居)に何人いるでしょう?
A 12人
Q2 現金・貯金・株など金融資産を10億円以上 持っている人は、日本に何人いるでしょう?
A 147万人(人口の1.2%)
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Q3 所得100億円以上の人は日本に何人いるでしょう?
A 9人
いやあ、こういう人たちにもうちょっと税金払ってもらいましょう。株のもうけにかかる税金 をなんで半分におまけするんでしょう!
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●TPPストップ!農業と地域経済を守るシンポジウム
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TPPは、2006年4つの国(ニュージーランド、チリ、シンガポール、ブルネイ)が協定を結んだところからはじまったが、アメリカが乗り出し、アジアの経済を取り込もうとしている。そして、秘密に交渉が行われているため、どうなっていくのか調べるのに大変な苦労があるようだ。
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農家が米までも作れなくなるのか、牛肉の20か月以下で全頭検査も崩されるのか、軽自動車の税金を安くしていることさえも指示されるのか、アメリカから・・・と自分の国のことを自分たちで決められない日本にこれ以上するものか!とあらためて思った。
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●国民平和大行進
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恒例の平和をつなぐ行進、今年も、とっても暑い中行われた。
午前中は熊谷市役所から万平公園まで、午後は江南行政センターから途中車で移動し、大里行政センターまで「、ノーモア広島、ノーモア長崎、ノーモア福島」の想いを声にしながら、歩いた。沿道の車や家の中から手を振ってくれた方も多く、励まされた一日。のべ90人以上の参加。
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●さよなら原発集会に17万人
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代々木公園で行われた集会に家族3人で参加した。
熊谷からはわかるだけで60人の人が参加している。
4・8くまがやアクションの時に作った旗を持って行進もした。この一人一人の声は野田首相に届いたはず。「今回の福島原発で死んだ人は一人もいません」などと電力会社の職員が言っていたが、故郷に帰れない人たちや仕事を失った人たち、放射線の影響におびえながらの暮らしをしている私たちの声を受け止めるべきだ。大きく、社会が動いていると実感した日だった。
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●地元の八坂神社祭り
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毎年7月第2土曜日に行われる地元の神社のお祭り、地域のお祭りとして位置づいている。病気がこの地域に入ってこないようにとお願いし、健康を祈願するお祭りだ。山車や神輿で浮かれ出すが、近年は青年が少なくなり地域内を一周するのが難しくなってきた。足腰が弱くなって神社まで来れない高齢者は、祭囃子が聞こえないとさみしがっていた。山車だけでもみんなして引いて回りたいと思った。私にとっては、地域の人たちと交流できる日でもある。 |
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●初夏の伊豆旅行 32人の旅 7月11(水),12日(木)
高齢者や障害者が利用しやすい保養所である伊豆の潮風館に宿泊した。車いすリフト付きのバスで送り迎えしてもらい、個室風呂にはリフト、大浴場にも入浴用車いすがあった。夜の宴会場は畳だったが、テーブル席で、車いすも入れた。一緒に参加した車いすのHさん、普段は我慢しているお酒も解禁で、楽しんでいた。もちろん、参加者みんな歌ったり、おしゃべりしたり、とってもリフレッシュできた2日間だった。
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●いのちと暮らしを守れ!怒りの6・23国民大集会に参加
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浪江町のこんのさんの発言
あの忌まわしい原発事故から1年3か月、20キロ圏内の復興にはいまだ手が付けられていないのに収束宣言です。私たちの願いは、事故前のきれいな山や川を返してもらうことです。誰が一体責任をとってくれるのか。浪江町では子どもが自殺し、仮設住宅で事故も起こっている。当たり前のことが通る政治をつくると野田首相は言っていたのに、半数以上が反対している原発の再稼働をなぜ進めるのか。私たちは、故郷に帰りたいのに帰れないのです。命と暮らしを守るのが最優先にしてほしい。原発再稼働も消費税増税もTPP参加にも反対です。
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●衆議院埼玉12区候補大野辰男さんを決定!
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大野候補のプロフィール
〇一九五三年埼玉県飯能市に生まれる。
〇県立狭山工業高校卒 沖ユニバック(株)勤務
〇一九七七年(25歳)日本民主青年同盟の専従に。同中央委 員、同埼玉県委員長などを歴任。
〇現在、日本共産党埼玉県委員会常任委員、小選挙区埼玉12区 国政対策委員長。
〇家族、妻、長女、次女、義母の5人。
〇住所 行田市和田230 電話048ー524ー5070
〇活動地域(埼玉12区)
熊谷市、行田市、羽生市、 加須市、鴻巣市(旧川里町) |
6月8日、勤労会館で決起集会が行われました。消費税増税と農業と地域経済を壊すTPP反対、原発ゼロで、自然エネルギーをいかすことをめざし、全力で日本共産党の役割を語りぬきたいと決意を語りました。
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●震災がれき(木くず)の広域処理の学習会に参加
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私自身、判断が付きにくく、いろんな方と話をし、学習会にも参加してきた。今日は、日本共産党県議員団主催の学習会があり、埼玉県の担当者と立正大学の田口教授が弁をとってくれた。埼玉県の担当者には、市民への説明会を地域限定にしないで行ってほしいことを再度お願いした。県議団主催ということで熊谷でもできる可能性が出てきたのでうれしい。
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3年間の処理計画を国が立てたためあと2年間で処理を終えなければならない。だから、地元の人が困っているのではないだろうか。・・・3年間の処理計画を国が立てたためあと2年間で処理を終えなければならない。だから、地元の人が困っているのではないだろうか。・・・本当に野田村周辺の人たちが広域処理を望んでいるなら、野田村周辺の木くずの値なら、受け入れるのは了解してもいい、今の私の気持ちではある。
そうだ、岩手の木くずの灰を含んだセメントの流通というか、最終的にどこに使われたのか追跡しなくてはいけないのでは、と田口教授の意見があった。どんな影響があるのか、今、全く分からののだから、確かにそうだ。
「熊谷市議会議員」から市長に対し、早期に受け入れを開始するよう要望書を5月22日提出しているが、県の説明も十分ではないこともあり、共産党議員団は要望書に賛同できないとした。
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●里山保全のためのタケノコ狩り
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これは、埼玉県が里山保全事業の中で山の下草狩りや竹の伐採を行いましたが、その後の管理を地元で行おう、という一貫での計画でした。
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参加者は協力金1.000円を出し、好きなだけタケノコを掘ってよいというものでした。協力金は、その後の保全活動の資金になるそうです。参加者も楽しそうでした。ちなみに、普門寺うらのタケノコの放射性物質検査(4月10日)では、検出限界地10ベクレル以下で不検出でした。
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●TPP反対集会に参加 4月25日(水)
閉会でのあいさつがとても印象的だった。「種をまかなくてはいけないときに、この舞台に立たなくてはいけないことは、農民にとってとても残念なこと。日本は、戦争を止められなかった。原発を止められなかった。ここで、TTPを止められない道につながってはいけない。日本は、被害者になるだけでなく加害者になる力も持っているのだから。おおらかに、高らかに、のびやかに私たちの声を届けよう。」
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●春のバス旅行 荒川南後援会
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大内宿ではたっぷり2時間散策でした。私は、おばあちゃんが一人で店番していたお店で、豆餅と枝豆のつぶして干したものを買いました。一緒に歩いたタマ子さんは「重いなあ」と言いながらたくさんのお土産を。
風があって寒い日で、桜がまだ咲いていませんでしたが、たくさんの人手がありました。
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風評被害はどのくらいあるのでしょうか。何となく聞くのが悪いようで、聞かずに帰ってきました。ちなみに、空間線量は、大内宿は0.079でした。
バスの中では、ドキュメンタリー映画「チェルノブイリハート」を観ました。体に異常や癌などの病気、(正常に生まれてくる子供は20%以下という現実)そして、自分の育った場所に住み続けられない人たち、15年たっても。とても衝撃的でした。福島原発事故による内部被ばくが今後どのようになるのか、考えさせられました。
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●日本共産党演説会 行田商工センターにて
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消費税ができたのが23年前、3%から5%に上がり、それでもその後なかなか税率を上げようにも反対が多く上げられない。そこで、内税方式がとられ、どのくらい消費税を払っているかわからないようにし、今回の値上げ方向へ。お金持ちの人にとって大根1本にかかる消費税は高くないだろうが、食べることに必死な我々にとっては、大変なこと。消費税は、決して公平な税ではない。 |
餓死していった大阪の家族も、最後に300円のパンと消費税9円(当時3%の税率)を買い、死んでいった。・・・梅村さんの話を聞いていて、議会に出た「株の取り引きでの利益にかかる税金を半分にする」条例を思い出した。9月に出されて3年ごとに3回目の延長である。熊谷市の市税は4.800万円の損害。国はいくらになるだろうか。しかも、法人税もおまけしてもらっているではないか。輸出している大企業は、製造過程で払った消費税はすっかり返してもらえるという。それでは痛みは感じないだろう。下請け業者は、消費税分を上乗せしても単価の切り下げを親会社から言われ、結局は所費税分をおまけすることになる。
やっぱり、こんなことの繰り返しでは景気は良くならない。お金を持っている企業や人たちに、しっかり納税してもらうしかない。外国に行ったら、日本で納めるより高い税金を払っている大企業に。
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●4・8 くまがやアクションに500人
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江町から避難してきた女子高生は、原発事故で今までの生活をなくしてしまったが、東電で働いていた人も多く、東電があって町が存在していたことも事実である」と話していました。
複雑な思いでいるのだと知りました。それでも、今何ができるのか、今何をするべきかを真剣に考えていました。
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学校では津波のことも原発事故のこともほとんど話題にならないとのこと、でも、聞かれても辛いというより話したい、と。私たちも原発反対を訴えながらも、今の福島の人たちの心にしっかり結びついていかなければいけないんだ、と強く思いました。米軍基地を押し付けられた沖縄と同じです。
写真の説明を書きます。 |
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制服向上委員会の皆さん 脱原発と書かれたパンも完売 |
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●岩手県の木くずの受け入れ「実証試験」に参加 3月25日(日)
東日本大震災が発生して1年以上が経ちますが、被災地のがれきの山は片付きません。埼玉県は受け入れを表明しましたが、本当に県が決めた基準値以下になるのか、安全なのかを確認するため、熊谷市の太平洋セメントで40トンの木くずを焼却しました。
結果は基準値以下でした。共産党市議員団で購入した線量計でも測定しましたが、木くずの上において測っても木くずから離れてもほとんど同じ数値でした。
◆受け入れるものは
岩手県北部の野田村周辺の角材などをチップ状に破砕したもの(木くず)
◆放射線量の基準は、測定は。
★空間放射線量の除染基準、0.23マイクロシーベルト/時以下
①岩手県での角材の仮置き場 ②岩手県で破砕後の木くず ③コンテナに積んでの搬出時 ④セメント工場に到着してから ⑤木くずを降ろしてから ⑥セメント(製品)出荷前に測定する。
★木くずの放射性物質の濃度、100ベクレル/時以下
①岩手県で破砕後の木くず ②セメント工場に木くずを降ろしてから
◆今回の線量は
木くずを測定器の中に入れて測った結果(マイクロシーベルト/時)
木くずを入れる前
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木くずを入れて
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木くずを取り出して
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0.0282
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0.0294
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0.0306
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実証試験に伴うセメント工場内や三尻公民館・観音山・さくらめいとなどの
空間放射線量については、熊谷市のホームページを見てください。
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●放射能から子供たちをまもりたい」と2つの団体から要望書が市へ出される
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どちらも、自分たちで集めた資料が添えてあり、対応した職員も、「参考になる」と感心しているようでした。要望に対する結果は、後日文章でもらうことになりました。
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◆「めぬま放射能はかり隊」は1月と2月に通学路とその周辺を測定した結果をまとめ、その中から要望を4つにまとめて提出しました。妻沼児童館をはじめ除染基準の0.23マイクロシーベルトを超える場所も23か所あり、測定箇所を増やすことや測定器の貸し出しで多くの市民に協力を求めるべきだ、と要望しました。また、相談窓口を一本にしてほしいとの要望も出されました。
◆「こどもの未来を考える会 くまがや」は小さいお子さんを持つお父さんやお母さん、保育士が集まった会です。「不安だけど何をしたらよいのか」と不安を抱えている一人の声が、仲間を作りました。会の皆さんが県内の放射線対策の資料を作り、要望書の提出となりました。主な要望は、・市が測定した放射線値の表示を変えて、時系列で変化がわかるようにしてほしい。・測定器を貸し出してほしい。・給食の測定を食材ごとにし、民間保育所も含めて。食品の測定器の購入をしてほしい。 ・太平洋セメントが行うがれきの受け入れについて、全市民対象に説明会を開いてほしい、などです。
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●障がい者を人間として認める福祉制度を
江南総合文化会館ピピアにて
講演会「障害者福祉制度改革の動向と課題」
講 師 日本社会事業大学社会福祉学部の平野方紹准教授
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障がい者の福祉制度は、長く続いた「国が責任を持つ措置制度」から2003年(自民党・公明党の与党時代)に支援制度にかわり、あまりに補助金がかかりすぎると2006年には「障がい者自立支援法」に切り替えました。
これは、食事や排泄をするなど命をつなぐ支援すら費用がかかり、仕事をするのにもお世話料を払うというものです。障害を「自己責任」とするもので、関係者や障がい者たちから当然反対の声が上がりました。 |
総選挙で民主党は「自立支援法は廃止」と選挙公約に掲げ、政権交代しました。その後、平成25年8月までには新法に切り替えるとし、それまでのつなぎとして、自立支援法を少し手直しした「つなぎ法」が国会で決まりました。「障がい者のことは障がい者抜きで決めない」と世界の流れ、国連の考えもあり、新法の土台を作る会議には過半数の障がい者や家族が入ったそうです。平野先生もメンバーの一人です。ところが新法「障害者総合福祉法の骨格に関する提言」で試算すると、2兆円を超える積み増しが必要ということになりました。400億円積み増しすればよいと考えていた民主党は新法を作らず、「つなぎ法」を残すと言い出したのです。「つなぎ法」は「障害は自己責任」の考えが残っているのです。新法を作る過程で「障がい者はかわいそうな存在、施しを受ける存在ではなく、一人一人の人間として生きる権利をもつものだ」「自分たちのことは自分たちで決める権利がある」と障害の違いを超え、相談し、骨格を作ってきたのです。
この3月議会でも、障がい者協議会から要望書がだされ、「障害者福祉法の成立をはやく!と意見書を議会としてあげることになりそうです。
民主党は、後期高齢者医療制度の廃止、八ン場ダム建設中止、沖縄米軍基地の県外移設なども公約を破っています。みんなの怒りは当然です。
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「仕事確保、社会保障の拡充を」―2・22地域総行動・集会が熊谷市立商工会館で行われました。13団体140名が参加。 広報広聴課長に集会の名で熊谷市への要望書を渡しました。
各団体の代表は、民主党政権の野田内閣が庶民に消費税10%の引き上げ、社会保障は年金、介護保険、子育て支援などをすべて改悪する内容を指摘し、「政治を変えるために力をあわせよう」と訴えました。
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集会後は、「ちょうちんデモ」に移りました。
参加者は、団体旗や自分の要求を掲げたプラカードや、タペストリを持って、夜空に旗をなびかせて熊谷駅までデモ行進しました。
(以前は実際に「提灯」を下げてデモ行進していましたが、最近ではペンライトや、またちょっとした「光ものグッヅ」を使っています。)
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●ホタルは人としての豊かさ、自然の豊かさ、環境の豊かさのシンボル
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旧江南町の初代の共産党議員だった新井秀幸さんはホタルの先生とも呼ばれていました。用水路を三面コンクリートにしてはだめだと動き、ほたるを増やすためにカワニナを育て、「ホタル保護条例」を江南町で作るように働きかけました。小学校にはビオトープを作り、ホタルの先生として学校にも出向きました。 |
総会後行われた講演では「ほたる博士・大場信義」氏が、「ホタルは人としての豊かさ、自然の豊かさ、環境の豊かさのシンボルである」話されました。そして、平和であることも最後に述べられました。単にホタルを増やすことが目的でない「保護する会」にしたいと思うと同時に、これまで長い間保護活動を続けてこられた新井さんたちに頭が下がる思いです。
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●めぬま放射能はかり隊と一緒に・・
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やっぱり雨どいの下にはたくさん放射線が溜まっていて、0.5マイクロシーベルト台の数値も数か所から出ました。前日は、0.96マイクロシーベルトが出た地点もあったそうです。測れば測るほど見えなかった放射能が見えてきます。子どもたちの安全のためにも続けていかなければならない行動です。また、除染した土の保管場所についても市に(東電に)検討してもらう必要がありますね。
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●日本共産党熊谷市委員会の「新春のつどい」開かれる
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衆議院埼玉11区予定候補の柴岡ゆうまさんの決意表明を聞いて、子育ての世代を代表としてぜひとも送り出したい、がんばるぞ!と元気がでました。消費税の増税は本当に消費を冷やす。消費税を商品に上乗せできない商店や業者は今でもたくさんなのに・・この思い伝えていかなくては。
(江南後援会の寸劇で農婦役で出演した私)
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●熊谷民主商工会・埼玉土建熊谷支部の「新春のつどい」に参加して
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土建新春のつどいは大麻生地域の太鼓グループ「おやじの会」の方の太鼓で幕が開き、体中に響きました。2月19日にさくらめいとで行われる「荒馬座」の太鼓も楽しみです。
両つどいでの議員団を代表しての私のあいさつの要旨は下記の通りです。
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昨年は、リーマンショックの痛手も回復しない中大震災・原発が起こり、私たちはこれまでにない初めての体験をしました。しかし、民主党の野田政権はTPPへの参加を早々打ち出し、驚いたことに原発事故にも「終息宣言」を出し、「税と社会保障の一体改革」を推し進めようとしています。そして、消費税を2年後に現在の5%から8%、そして3年後には倍の10%の大増税を野田内閣は決定しました。今まさに復興に向けて頑張っているこの時に消費税増税はとんでもないことです。
日本共産党は次のように考えています。
第一に消費税を上げる前にやることは徹底したむだ遣いを一掃することです。
軍事費でも1機99億円もする戦闘機のF35を42機も購入する。これは維持費も含めると1兆円を超えると言われています。 さらに原発推進費も4200億円も温存されています。こういうお金は削っていけばいいのではないでしょうか。また、「政治家がまず身を削る」といって最も民意を反映する衆院の比例定数を80議席削減すると言っていますが、年間320億円の政党助成金は手を付けない。政党助成金は、国会議員457人分に相当するのです。
第二に税収の面ではお金をたくさん儲け、お金を払う能力がある大企業や富裕層に負担を求めるべきです。
大企業の法人税を5%引き下げて1兆2千億円も減税、大資産家への証券優遇税制を延長して5千億円も減税する事はやめるべきです。決められた通りの税金を払ってもらうべきです。
皆さん、今年は総選挙もあると言われています。北関東ブロックの比例候補として現職の塩川哲也さんと「消費税をなくす全国の会」元事務局長の梅村さえこさんの2議席をとるぞと頑張っています。どうぞよろしくお願いいたします。
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●ゆうゆうバスの小さな旅・・
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ラッピングで化粧した「ほたる号」はさすがに新しく、乗っていてウキウキでした。籠原駅まで行って「むさしとみよ号」に乗り換え、熊谷駅南口を経由し妻沼へ。
私は熊谷民商の新春の集いに参加したので、「グライダー号」に乗り聖天山で合流しました。昼食もゆっくりとり、お酒の好きな人は正月気分でちょっとたしなみ、帰りも「むさしとみよ号」と「ほたる号」に乗り、江南に帰ってきたのは18時近く。
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「一日乗ってもまだ熊谷市・・」なんて冗談を言いながら、のんびりの旅でした。
そうそう、妻沼の市の坪からの乗客(女性)が「100円バスがなくちゃ困るよ。お父さんが死んじゃってからはこれが頼り。」と運転手さんに話しかけていました。改めて、ゆうゆうバスに感謝です。
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●祝 成人!
熊谷スポーツ運動公園前で宣伝行動 2012/1月8日(日) |
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ドームの客席には1歳にならない小さな子どもを抱いた青年が座っていました。新成人の中にお母さんがいるのかな?と思うと何となく優しい気持ちになりました。学校でも職場でも競争と孤立化が進んでいるけれども、手をつなぐことや支えあうことを私たちは昨年学びました。大変な時代ですが、道を切り開いていきましょう。
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●赤紙」を配りながら平和を訴え・・・
署名する女子高生 |
今から70年前の12月8日は、太平洋戦争が始まった日です。この戦争で、310万人の日本兵と2千万を超えるアジアの人々が犠牲になりました。
熊谷の母親連絡会は、毎年12月8日に、熊谷駅で当時の召集令状(赤紙)を印刷して配り、平和を訴えてきました。12月議会に重なると参加できないことが多かったのですが、今年は私も、大山議員も参加できました。
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高校生の反応が高く、「恋人が戦争に行ったらいやだよね」と声をかけると、「えー!こんな紙をもらうの?いやだよ!」と女の子。男子高校生もびっくりしていました。こんな日本に二度としたくはありません。
埼玉土建熊谷支部の主婦の会、熊谷民商婦人部、新日本婦人の会熊谷支部、熊谷医療生協、熊谷原水協など約25名の参加でした。
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●12月市議会が開会しました |
■決算の認定に反対 11月30日(水)
日本共産党議員団は、議案第48号 平成22年度 国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第55号 平成22年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論しました。
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平成22年度(2010年度)の国民健康保険特別会計の決算総額は、190億9043万7625円で、当初予算より4億4255万2375円少ない決算となりました。 一般会計からのその他繰入金をみると、予算13億6448万3000円のところ6億265万6969円で、約44%の繰り入れとなっています。
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●12月議会、11月30日開会 12月19日までの行われます。
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主な議案は、
◆国民保険税の低所得者への軽減と限度額の引き上げ
国保税は所得割額、資産割額、1人ずつにかかる均等割額、1世帯にかかる平等割額の合算となります。低所得者は、均等割りと平等割が6割または4割に軽減されています。この軽減割合が、7割または5割になり、新たに2割の軽減も設定する、という内容です。しかし、これに伴い、限度額が5万円引き上げられます。 |
◆体育館や福祉センターなどの指定管理
江南荘・別府荘・上之荘などの福祉センターやコミュニティセンター、大里体育館・江南体育館などが社会福祉協議会や体育協会などに指定管理をする、という内容です。
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●男女別になっていなかったトイレが、やっと別々に!
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保育所、児童クラブ等の施設を除き、市の施設にあるトイレで男女別になってないところは、私の地元にある「江南農業研修センター」1か所のみでした。 |
自治会からも要望が出ていましたが、予算の都合で工事は見合わせが続いていました。2010年3月議会で取り上げ、1年後の2011年度(今年度)に工事費が予算化されました。そして、やっと工事が終わりました。男女ともに洋式便器が1つずつ付いたので、高齢の方も安心して使えます。うれしいです!
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●ほたる号順調にスタート
11月27日(日)後援会ニュースNO44
ほたる号が来るよ」の看板もできました。 |
みんなの願いをのせて、「ほたる号」が走り初めて2ケ月が経とうとしています。10月の乗客数は1745人(うち無料の方は93人)でした。同じく10月から運行された熊谷駅周辺を走る「直実号」の743人に比べると、ずいぶん多くの方が利用したたことになります。「順調なスタートです」と担当課の職員、「初めの頃より増えてきましたよ」とは、運転手さんの感想です。正直ほっとしています。
みなさん、気づいていますか!
停留所にベンチが置いてあったり、バスを待つのに危なくないように側溝に「渡り板」が置かれていたり、あちらこちらに心温まる状況が見られます。江南行政センターでは、「待ち時間を中でどうぞ」とイスの向きを変えてくれました(バスの来るのがよく見えるように)。 |
10月から、大里地区を走る「ひまわり号」にも停留場が増えました。数年かかっての実現でした。バス停増設の効果はまだ分析できませんが、大里地域の方がひまわり号を「育てている」ことがわかります。ほたる号のコースについては、押切橋の先にある「林眼科に停留所を」と、何人もの方から声が上がっています。これからもみなさんの要望を実現するため頑張っていきます。
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●TPPについてJAくまがや、医師会、農民連との懇談
11年11月24日(木)
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JAくまがやの専務さんからは「TPPについては反対だが、国の方向が決まり、参加に向けて協議にはいることになったため、JAでは今後どのように行動をしていくのか中央会で協議している。その方向性が出るまで待機状態」ということでした。
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医師会長は、「アメリカが30兆円の日本の医療費を見過ごすわけはないだろうが、その影響がまだよくわからない」「しかし、これは武器を持たない戦争だと思っている」と話されました。埼玉農民連会長は、「TPPを考える会が県段階でもできており、JAや消費者団体とも勉強会をおこなっている。熊谷でもシンポジウムなどどうか」と具体的に提案がありました
市議団からは、昨年12月議会に農民連からTPP反対の請願がだされ、JAくまがやから要望書があがったことから、“TPPへの参加には慎重に”という意見書が全会一致で可決したことなどを報告しました。
1時間ほどの懇談でしたが、それぞれの団体の方向性が出たうえで、また懇談することにし、終わりとしました。
懇談を終えて、私たちの力は小さいけれどだからこそ手をつなぐことが大切だと改めて思いました。また、「戦争だ」という医師会の先生の言葉がとても印象的でした。
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●暮らしをよくする会と熊谷市の懇談会に参加して 11年11月24日(木)
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お母さんからは、幼いわが子を守りたいと放射線測定器の貸し出しや食材の計測への要望が出されました。これまでも市議団からの要望や保育所や学童の現場から市への働きかけが行われてきましたが、お母さんの生の声は、心動かすものがありました。 |
検討されていた「除染の市の基準」やホットスポットの測定と除染の実施が報告されたことは大きな前進です。以下、その内容です。また、市のホームページで詳しく見てください。
除染の基準は、1メートルの高さの空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト以上、子供たちの活動の場である保育所、幼稚園、小・中学校、公園については、地表付近での基準とする。除染基準を超えた場合の対応は、立入制限又は放射線量の低減措置(除染)をする。
●10月~11月、市立の保育所・幼稚園・小学校・中学校・9つの公園の局所的に放射線が高いと予測される箇所の放射線測定を市が行いました。
その結果、局所的に放射線が高かった箇所は以下のとおりです。
施設名
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測定日
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測定場所
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地表付近の測定値
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除染日
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除染後、地表付近の測定値
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熊谷西小
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11月11日
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残土置き場
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0.462
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11月21日
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0.12
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大麻生小
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11月10日
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残土置き場
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0.516
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11月18日
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0.05
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久下小
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11月10日
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残土置き場
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0.725
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11月21日
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0.08
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熊谷南小
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11月10日
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残土置き場
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0.454
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11月21日
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0.09
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吉岡小
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11月10日
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残土置き場
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0.267
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11月21日
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0.06
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三尻小
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11月11日
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残土置き場
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0.309
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11月21日
|
0.06
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星宮小
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11月10日
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残土置き場
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0.419
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11月21日
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0.12
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玉井中
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11月11日
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残土置き場
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1.241
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11月17日
|
0.06
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大麻生中
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11月10日
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残土置き場
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11月18日
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●TPPについてJAくまがやと懇談しました・・・11月11日(金)
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懇談の内容は、「熊谷でもTPPについて市民に問題点をアピールしたい。反対を表明している各団体が連携を組めないか」ということ。JAや医師会など中央では反対を意思表示していますし、JAくまがやも反対集会に代表を送っています。
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しかし、熊谷地域ではなかなか訴えきれていません。何が問題なのか、多くの方と意見交換、宣伝するためには、やはり団体も連携していく必要があります。組合長からは「熊谷でもやりたいですね。共産党さんが段取りをとってください」と言われ、動くことになりました。
日本の食糧を守ることは、日本の大地を守ることにもつながります。安全でおいしい食料を自分の国で!すばらしい里山と大地を守っていきましょう.。
熊谷市議会は、昨年12月議会で「TPPに関する意見書」をあげています。続きでご覧ください。
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● 秋の1日バス旅行 荒川南後援会 11年11月6日(日) |
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11月6日、荒川南後援会で長野県にバスハイクに出かけました、赤ちゃんも入れると47名の参加。
りんご園ではりんごの木の説明をしてもらいながら、4種類の味見をしました。
欲張りな私は、全部の種類のりんごを籠に詰めてきました。緑の中の赤やピンク、黄色がとてもきれいでしたよ。
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昼食後は「松代大本営」地下壕見学をしてきました。
第二次世界大戦の末期、敗色濃厚だった当時、天皇や政府の主要部などを守り移転させるために、長野県松代に巨大な地下壕の工事が行われました。完成せず終戦を迎えましたが、多くの朝鮮人が強制労働を強いられたそうです。地下壕の中に入って、「沖縄のガマ」とは大違いだと思いました。あまりにも立派な地下壕なのです。また、ここにも工事を指揮する人のための慰安所(朝鮮人女性が連れてこられた)があり、2つのゼネコンが関係しているとのこと。戦争にはいつも儲ける人たちがいて、人権や命を無視される人たちがいる。とても悔しい思いがしました。
帰りに日帰り温泉に入ってきましたが、混んでて大変休む場所に確保が大変なほどでした。きょろきょろしていると、なんと「憲法9条Tシャツ」を着ている男性を見つけました。うれしかったですね。
今度は福島に行きましょう、という声もありました。春にはまた、日帰り旅行を企画します。たくさんの参加を待っています。
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● 熊谷市長に「放射線対策に関する要望書」提出 11年10月24日(月) |
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日本共産党議員団で9項目の要望を提出し、副市長と環境部長と懇談をしました。まずは、放射線についての市の基準をはっきりさせるところから始まるのだと思います。
要望書は、続きでご覧ください。
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●日本共産党熊谷市委員会で調査・測定 11年10月24日(月) |
旧市内の保育園で自主測定や除染実施について話を聞きました。
この保育園は、市が測定した数値でも他の箇所より比較的高い数値のため、放射能についての学習を何度も重ねながら、測定をしてきました。そして、雨どいの下など高い数値を示した3か所の除染をしたそうです。学び、測定し、安全を子供たちに保障するために行動を起こしたのです。「何もわからないと不安は募るばかり。安心して保育ができる」と園長先生が話してくれました。
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前回の測定で高かったところが数箇所ありましたが除染後は、安心できる数値になりました。 |
次に、妻沼地域の保育園で測定をしました。
ここでも「自主測定はしたが数値が高めだからもう一度」と話があったので伺いました。心配の場所を次々にはかりましたが、赤ちゃんが這い這いする場所と水が溜まっているところがやはり高めの数値が出ました。乳児は大人の10倍の影響が出るといわれています。本当に心配です。(翌日25日、さっそく赤ちゃんが這い這いするわたり場(木製のスロープ)は取り外したそうです。)
こんなところが意外と高い 木製のスロープ 側道の水溜りを指差す桜井議員 |
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● 医療生協江南支部で調査・測定 11年10月21日(金)
江南行政センターの南に位置する原谷公園、江南総合公園ピピア、江南総合公園(循環器病院の東)の3か所・13地点を測定しました。0.08~0.11マイクロシーベルト/毎時の範囲で、安心しました。
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●熊谷生協病院祭りでも生活相談活動 11年10月16日(日) |
「親会社が倒産したため、お金が入ってこなくなった」「病気になって働けなくなった」今、こんな相談が多くなってきました。熊谷生協病院祭りでも相談コーナーを設けました。日本共産党議員団はもちろん熊谷市委員会としても、暮らしの相談を日々受けています。弁護士をはじめ各専門家とも連携して、解決の糸口を探します。一人で悩んでいないで、まずお話しください。
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●子どもたちの遊び場は安全か、放射能を測定 11年10月4日(火) |
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10月4日、緑化センター内の子ども広場で、子どもが好んで遊ぶところを中心に数ヵ所測定しまた。同じ広場内でも、水のみ場や排水溝、砂場、木立など場所によって違います。
やはり水のみ場や排水溝が高い数値を示しました。
今後も子どもたちの遊び場を中心に測定を重ね、市にも働きかけていかなければと強く思いました。
<新くまがや57号もご覧ください> |
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●10月1日、ほたる号が走った 11年10月1日(土) |
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待ちに待った循環バスが江南に走りました。
「ほたる号」という素敵な名前も付きました。
6時20分の始発、熊谷駅行き・・
担当職員2名、自治会長さん1名、私と娘が江南行政センターから乗りました。押切から2名の高校生、土曜日だけど部活に行くらしい。熊谷駅で高校生は降りました。 |
10時55分発熊谷駅行きに江南行政センターから再び乗車しましたが、他にも8人、途中から6人が乗車し、にぎやかになりました。お母さんと子どもたち、映画でも観にいくのかな?私は、文化センターで行われた、「宗教者9条の会」に参加し、原発反対の思いを強くしてきました。
17時発江南行政センター行きに乗ろうと待っていると、バスから降りてきたご夫婦が「良かったねえ。1日目の今日、乗らないと」と声をかけてくれ、握手をしました。
うれしかったなあ。
このバスには14人が乗車しましたが、小学生や中学生が目立ちました。
何人ぐらい乗ってくれるのか心配でしたが、一日目はまずまずだったのでしょうか。「ほたる号を見つけたよ」と電話がかかってきたり、ほたる号に手を振ってくれる人がいたり、稲穂が風に揺れ、彼岸花がひときわ目立つ江南の秋を眺めながら走っていると、ほたる号から他の循環バスに乗り継いで、「小さな旅」もしてみたいな、と思いました。10月1日、心がいっぱいになった日でした。
<新くまがや57号2面もご覧ください>
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●埼玉北部戦争展「平和のための戦争展」緑化センター
11年9月23(金),24日(土) |
熊谷空襲の体験を話す
山崎先生 |
熊谷空襲と、大震災の写真を見比べながら「全くおなじだね(戦争当時)と云う声があがっていました。
また、熊谷空襲体験談や平和コンサートも取り組まれ、参加者は改めて平和の尊さを実感し、憲法9条を守る闘い、原発から自然エネルギーへの運動を強化しなければと、思いを新たにしました。 |
演奏する佐藤さん母娘 |
昨年同様、佐藤さん(戦争展の実行委員)母子によるフルートと電子ピアノ、それにギター演奏で楽しく歌い集いました。お母様は86歳とか。梅原司平さんの「折鶴」にいたく感動し、この歌を知っただけでもうれしいと・・・・。 「みんなで力を合わせて平和を守りましょうね」と静かに訴えられました。
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●第54回熊谷母親大会 ~原発の危機から子どもたちを守るために~
講演「原子力発電に未来はあるか」
11年9月3日(土) |
9月3日、台風12号の影響で悪天候の中、熊谷市さくらめいとで「第50回熊谷母親大会」が開催されました。大会は、上尾市の音楽家で作る「9条の会」の松島玲子、小林幸子さんのピアノとバイオリンの演奏で開幕しました。
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(関根小鹿野高校教諭)
福島第1原発事故で放射能汚染問題への関心が高まる中、核被害から子どもたちを守ろうと「どうなる原発(小鹿野高校教諭)」の記念講演が行なわれました。講演の主な内容をご紹介します。 |
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この会場に入る前に放射線を何箇所か測定しました。レンガの歩道で割れているところは0.4マイクロシーベルト/毎時でした。福島から遠く離れているのにどうしてでしょうか?「風が吹いて」「そうですね。3月15日の水素爆発時の風向きが影響しています・・・「大里・江南原水爆禁止協議会主催で行なわれた原発に関する学集会はこうして始まり、約40人の参加でしたが、小鹿野高校の関根先生のお話はとても分かりやすいものでした。
「成長期の子どもたちは細胞分裂が激しく、大人よりも影響を受けやすいこと。今の国の上限値3.8マイクロシーベルト/毎時)は、事故収束後の大人の暫定基準であること。この範囲内であると「直ちに影響はない」と国はいうけど時間が立てば影響があるということ。一番怖いのは内部被爆、野菜も、手も良く洗って・・・こんな話を聞くと、熊谷市が測定した数値をどう判断したらよいのだろうか、測定場所は校庭のど真ん中で良いのだろうかと、とても不安になりました。
国際放射線予防護委員会では、平常時の放射線の上限値を年間1ミリシーベルトとしています。川口市は、もちろんその場所に365日いるわけではないので、屋外で8時間過ごし、さらに自然界の放射線量も計算した上で、年間1.64ミリシーベルト、時間当たり0.31マイクロシーベルトとしています。航空機放射線調査でも熊谷は高い傾向と出ています。川口市の様に平常時の基準で見ていくことや詳しい測定を市に求めていかなければならないと思っています。
それにしても、原発から出るゴミをカンボジアに埋めようとか、線量計を子どもたちが首から下げて生活する現状許されるものではありません。原発を全部止めましょう。 |
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事故は想定外といわれるが、本当に想定外だったのか?
石橋勝彦さん(神戸大学の阪神大震災を研究)は、1997年今から14年前に4基すべてが同時に事故を起こすこともありうると数まで当てていた。また岡村行信氏(産業技術総合研究所の活断層・地震研究センター長)は、福島第一原発を名指しで15~20mの津波が襲う可能性があると、東電の幹部を前にして指摘していた。つまりそうしたことを東電の社長も、政府も知っていながら対策を講じてこなかった。
政府が飯舘村の体育館に住民を集めて謝罪した。そのときに女子高性が「あなた方は、知っていたのにどうしてもっと早く避難しろといわなかったのか、もう私たちは沢山被曝してしまいました。私は子どもを産めない体になってしまったかもしれません。
もっともっと早く言ってほしかった」と云ったそうです。お話はベクレルやシーベルト、放射線、体内被曝に及び大変分かりやすく好評でした。「新くまがや9月号」をご覧ください)。
たいしたことがないことが100回、200回、300回と続いたら
最後に、一回ぐらい野菜を洗わないで食べたとしてもたいしたことはありません。
猫の毛をいじって一回ぐらい手を洗わなくて食べてもたいしたことはない。1回ぐらいマスクをしないで外出してもたいしたことはない。しかし、たいしたことがないことが100回、200回、300回と続いたらどうでしょうか。セシウムが1年、2年、3年、5年と続いていたらどうでしょうか。まして子どもは10倍、女の子は生殖器に関して言えば、男の子の2倍の感受性がある。手を洗わなければ駄目だよ、食べては駄目だよと、うるさく、うるさく云うのと云わない人の違いはなにか、前者は内部被爆を必死になって防ぐことにつながること。チェルノブイリのお母さんの経験からも特に、乳幼児、妊産婦は注意をしていただきたい。放射能は大人よりも幼児、乳児、胎児に影響があり、内部被曝はDNAを破壊する。内部被曝は努力で防げるので、手洗いの徹底や、野菜などは水洗い、煮沸することが大事とのこと。日本では様々なタイプの自然エネルギーを組み合わせれば、全原発分の電力を賄うことは可能だそうです。
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●平和のための戦争展・大里アスネット 11年 8月26日(金)~27日(土) |
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大里・江南原水協主催で、大里アスネットで「平和のための戦争展」を開きました。熊谷空襲、広島・長崎の原爆写真、そして福島の原発事故の特集を組みました。
お父さんやお母さんが、子どもたちに説明をしながらパネルを見てくださっていました。小さい取り組みですが、やってよかったね、とみんなで話しました。
お知らせについては大里自治会内での回覧、小・中学校にもお願いしましたが、本当にお世話にな
りました。ありがとうございました。
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●2011年社会保障推進協議会(社保協)キャラバン 11年7月19日(火) |
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自治体要請キャラバンとも言い、毎年各分野から寄せられた要望をもとにつくった「要望書」を各自治体に送り、行政と懇談を行っています。目的は社会保障の充実、向上、推進を図っていくものです。今年度の懇談の内容は次の5点、①医療・保険について ②介護について ③障害者福祉について ④子育て保育について ⑤生活保護について
でした。
また会場からは、○高すぎて払えない国保税を下げて欲しい。○障害者の立場に立った窓口対応を。○入りたい子誰もが保育所に入れるようにして欲しいなど切実な願いがたくさん出され、改善を求めました。 |
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●国民平和大行進 ~核兵器廃絶を訴えて~ 11年7月7日(木)
平和を願う心をピースリレーの第一歩に |
今年は台風6号の影響で、市内行進は出来ませんでした。午前9時の出発式には雨にもかかわらず、50名近くの参加者がありました。熊谷市の配慮で議会棟入り口の前の通路を通行止めにして急きょ会場を設営してくれました。本当にありがとうございました. |
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市役所前で、市長及び議長からペナントを受け取る大久保団長と行進団のみなさん
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